3月15日(日)・・・女川町総合体育館にて、上記の大会が開催された
今年は、絶対的なポイントゲッターもおれへんし・・・前3人はちっちゃいし(おまけに、中堅は学年落ちやし)・・・基本的に、ウチの道場は、詰めた練習をしてる訳やあれへんし・・・そんなとこまで上がっていけるとは、正直思ってへんかった
ただ、アップの時に・・・他の道場の子達と肩周り、背中、要するに上半身を見くらべたら・・・明らかに、年末から取り組んできたトレーニングの成果が表れた体つきになっとったから、「もしかしたら、ええとこまで上がるかも???」って、密かな期待感はあった
せやけど・・・周りの道場の先生方とか、ご父兄の方々からのコメントは、「北岡道場」の内情(笑)とは裏腹に・・・「優勝候補」「すごいメンバーで組んできましたね」「今年は、狙えるんじゃない?」「きっちり仕上げてきたんでしょう?」etc・・・
ここ数年・・・全少予選、日整予選ともに、上位入賞・・・また、色んな大会で、それなりの好成績・・・個人戦でも、上位入賞する子たちがポツポツとおる・・・・・なんか、「北岡道場」の虚像ばかりが膨れてる感が、漂っとった感じを受けたなぁ~
北岡道場のモットーは・・・「楽しくなかったら、意味がない!」やねんけどなぁ
ただ・・・プロセスは、ものごっつい重要視してるよ
全国の柔道をやってる5~6年生は・・・5月5日、講道館で開催される「全国少年柔道大会」を目指して、練習に取り組んでるはずや
自らの意志で出場したいと願って、一生懸命取り組んでる者もおるやろうし・・・監督に追い込まれて、強制的にやってる者もおるやろうし・・・親御さんが熱くなって、親子鷹で頑張ってる者もおるやろうし・・・気持ちの持ちようは別として、みんな目指す場所は同じなはずや
そんな中で、「俺らは、どうせ全国大会には出られへんし・・・」って、最初から諦めモードで取り組むことは、俺はアカンと思う
俺・・・中学校の時、お世話になった先生に教えていただいたことがある(教えていただいた当時は、市の教育長をやっとった方やねんけど)
その先生は、中学・高校・大学と「野球」をやっとった方で・・・俺が、中学生の時も、野球部の顧問をやっとった方やねん
その先生は、中学時代、ごっついええ選手やったらしくて、何校もの名門高校からお誘いが来たらしい
せやけど、その先生は、自分が行きたいと志願してた、野球の名門校じゃない高校に進学したねんて
俺、聞いた
「先生、お誘いのあった名門高校で、甲子園を目指そうとは思わなかったんですか?」
先生は、こない言うとった
「確かに、それなりの高校に行ってたら、甲子園には出場してたかも知れん でも俺は、自分が志願した高校でも、「甲子園を目指して」、与えられた環境の中で頑張った自負はあるし、決して諦めてた訳じゃなかった だから、今があるんや! もし、名門校に進学して、甲子園に出場してたら、「その先へ、その先へ」って、やみくもに進んでいってた思うし、今の俺はないと思う もちろん、今、人生を振り返ったら・・・の話やけどな(笑)」って
「だから、耕太郎・・・お前のやり方で間違ってへんよ 出場「する」「せえへん」は別にして、その場所を目指して、与えられた環境の中で、「努力」をすることさえ、生徒に伝えてやっとったら、それでええと思うよ」って・・・数年前、ガツガツやっとった道場から、今の「北岡道場」にシフトし始めた頃の俺に、先生は教えてくださった
だから、目指す場所だけは、子供らにきっちり伝えて・・・その上で、何のために、しんどい思いをせなアカンのか?を理解してもらって、日々、子供達には成長してもらってる
だから・・・その理由を理解して、しんどいことをやり遂げて、試合場の畳の上に立った子供たちは、俺からしたら、みんな「勝者」やねん!
だから・・・すべての試合を終えて、俺の元に戻ってきた彼らを思いっきり抱きしめて、「お疲れさん、よう頑張ったな」って、頑張ったことを労ってやるねん!
俺の教育方針の中に・・・「なんで、出来なかったんや!?」「なんで、あんなことするねん!?」「なんで・・・!?」は、ひとつも存在せえへん
「お疲れさん!」「よう頑張ったな!」「ありがとう!」しかあれへんねん
ほんで・・・彼らは今、柔道『だけ』をやる時期ではないとも考えてる
いろんなことを山ほど経験する成長過程の中で、柔道『も』やったらええと思ってる
ほんで、その「柔道を通じて、大切なことを学んでほしい」と願ってる
SO、ヤマト、タケル、恭太、清春・・・彼らは、メッチャ頑張ってた戦っとった
頑張って、頑張って、練習にも取り組んどった(時々、手抜いてたけど(笑))
お疲れさん! ホンマに、よう頑張ったな(^o^)
他の道場生のみんなも、幼児から中学生まで、彼らのことを盛り上げてくれた
ありがとう!
悠葉先生も、晃先生も、時間の許す限り練習に参加してくれて、試合会場にも来てくれて、みんなを後押ししてくれた
ありがとう!
大会当日・・・審判をしてくれた悠葉先生、的確なアドバイスをくれた晃先生・・・ほんで、自分が試合に出る訳でもないのに、会場に応援に駆け付けてくれた、夏っちゃん、滉太、詩音、RITO、海士、健ちゃん、KOKOちゃん、承ちゃん、紳ちゃん、びび、夏っちゃんパパ・ママ、RITOパパ・ママ、健ちゃんママ、紳ちゃんママ・紳ちゃんの爺ちゃん・・・北岡道場LINEで、試合を応援してくださった皆々様・・・
みんなみんな、一致団結で勝ち上がった「準優勝」でした
本当に、本当に、ありがとうございました!!
4月26日(日)は・・・「日整全国少年柔道大会 宮城県予選」がある
昨年は、優勝して・・・宮城県代表として、大将の選手と先鋒SOの二人が選考された
今年は、どないなるんか?分からんけど・・・目指す場所は、みんないっしょや
でも、送別会(21日(土))もあるし・・・今まで、結構遊ばんと頑張ってきたし・・・
ちょっと、息抜きして・・・4月になったら、また頑張ろうかな(^_^;)
いずれにしても・・・新年度一発目の大会が、すでに終わってもうた
気持ち新たに、今年度も・・・楽しんで柔道をしていこう!
元気出していこう!!
READY! GO!!