心の優しい子は、概して相手に強く物事を発言できない傾向があります。
相手を傷つけないようにという配慮からでしょうが、世の中はそう甘くはありません。主張を出来ない人間にはどんどん付け入ってくる者が沢山存在します。
こういうお子さんは強い刺激に慣れていない
ただそれだけです。ちょっとした擦り傷や打ち身程度で泣く子は、それが日常ではないので、驚いて泣いてしまう事が多いようです。また相手の子に大きな声でまくし立てられると下を向いてしまい、意見を出せなくなるのも、周りに大きな声でまくし立てる友人が少ないためです。
北岡道場の子供たちは、毎日腹から出せるだけの声を出し、倒され、投げられ、抑え込まれ、鼻血を出しながらでも練習に取り組んでおります。
「痛い!」は日常茶飯事です
体の大きな先輩と声を張り合いながら練習をしている幼稚園児や小学校低学年の子供達を見に来ていただければ、最初は弱虫だった子供達が今どんな先輩になっているか、先輩パパさんママさんから嫌と言うほど聞けることでしょう。
親が甘やかさない、すぐに手助けしない、泣いたら放っておく
これが強い子になる一番の近道ではないでしょうか。